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タラソテラピー 今、海べりのリゾートホテルに行くと、タラソテラピーというのをやっています。 中にはやたら高額で怪しいのもあって、本当に効くんだろうか?とかねてから感じていました。 そこで、タラソテラピーについて調べてみると、意外に文献も情報も少ないんですねえ。とりあえず手近な文庫本を読んでその概略をまとめてみました。 この本によると以下の病気に効くそうです。 @リューマチ A外傷 |
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B脊椎の静的障害 腰仙痛 座骨神経痛 C神経障害 下肢の麻痺 半身不随 D安定した代償性の心臓血管系の障害 E慢性呼吸器障害(喘息を除く) F疥癬 G婦人科疾患 H代謝障害 肥満 セルライト 膠原病 Iスポーツ活動に起因する疾病 肉ばなれ 腱炎と骨端炎 伸長 Jいわゆる文明病 鬱病 精神的肉体的疲労 自律神経失調 早生更年期障害 要はかなり長い歴史があるということで、紀元前484年ヘロドトスが海の効能について述べていることから始まり、16世紀にはアンリ三世は皮膚の疥癬治療のために海水浴を行ったそうです。17世紀に、英国の医師J・フロイヤーが海水による最初の治療を行い、1847年にヒルシュ女史がセート(地中海に臨むフランス南部の港湾都市)に海水療法と太陽療法を並行して行う最初の施設「ラ・メゾン・キュルゲール」を開設し、その後も主にヨーロッパで海洋療法がおこなわれてきました。1869年頃ド・ラ・ボナルディエール博士が「タラソテラピー」なる用語を創始しました。 バルネオテラピー、マッソ・キネジテラピーテラピー、エレクトロテラピー、エルゴテラピーの4種類があります。 |
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一般的にタラソテラピーといわれてイメージするのがこれではないでしょうか? プール・入浴・ジェット・ファンゴテラピー(海泥療法)・アルゴテラピー(海藻療法)があるようです。 ・プール 新鮮で汚染されていない海水を、消毒とかしないで天然のまま34℃〜36℃に温めて使うのが大切なようです。この温度は海水中のイオンを皮膚から体に浸透させる効果が高くなるためだそうです。(本当にイオンが浸透するのか?)あと、筋肉の痙攣を抑えたり、痛みを和らげる効果もあるようです。 プールのような設備に歩行浴用、上半身用、ワークプール、足湯用などのエリアがあって、そこにつかることで、浮力や水圧を受けます。それが平衡感覚や歩行運動神経の回復に役立つというわけです。 入浴、ジェットはこれの変化形だとNagisaマスターは思いました。 ・ファンゴテラピー(海泥療法) 鎮痛・消炎作用が期待できます。 汚染されていない海底の泥を使うのですが、いくつかのバリエーションがあるようです。@海水のバスタブに溶かして入浴剤として使う Aパックとして使う B泥を肌に塗って滅菌ガーゼで覆う ・アルゴテラピー(海藻療法) そのへんの海藻を取ってくればいいというものではないらしく、深海のひばまた類やこんぶ類を冷凍粉砕法で処理したものを使います。 使い方は、@入浴剤として使う A海藻パックとして塗り、赤外線照射で温める B海藻マッサージ 簡単にいっちゃうとマッサージや体操をすることです。 |
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これまでのケアに電気を使ったものです。 電気の種類と治療の組み合わせについては読んでてもよくわからなかったのですが、とにかくいろいろ種類があるようです。 ただし、エレクトロテラピーはバルネオテラピーなどと結びついて二次的役割を果たすものです。 直流電流の使用 電極の使用による多大な活性効果・鎮痛効果 ノボカイン、サリチル酸塩と組み合わせた鎮痛効果 副腎皮質ホルモンによる消炎作用 低周波電流の使用 中周波・サイン波・交流電流の使用 高周波電流の使用 これについても簡素な説明しかなくてわからないんですが、本の内容をそのまま引用すると、医療施術方法のひとつであり、労働による機能の回復療法、となります。 具体的には運動感覚障害を治療するため、ドアの開け閉め、物の持ち運び、釘打ち、縫い物などを行うことです。 |
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・海にはミネラル元素と微量元素が含まれていて、それらは皮膚から吸収される。吸収される程度は塩分濃度と温度が高いほど吸収されやすい。 ・海水には抗菌性がある。 ・海藻も良いらしい。 ・海泥も良いらしい。 ・海洋性の気候(ヨーロッパの場合だが)が良いらしい。 Nagisaマスターはこれに興味がありました。真っ先に頭に浮かんだのはKNEIPP(クナイプ)ですね。それにNagisaマスターの家は海の近くにありますから、自宅でタラソテラピーができればとても楽なんです。 結論からいうと、自宅でタラソテラピーをやるのはちょっと難しそうです。 というのも次のものが必要です。 バスタブ 300リットルの水 8kgの塩(8kgってすごいよな) 3.5kgの硫酸ナトリウム 0.7kgの塩化カルシウム 0.35kgの塩化マグネシウム 少しばかりの新鮮なプランクトンと少量の抗生物質(ぜったいムリ) いくらかの海藻 それに加えて次のことに注意しなければならないそうです。 海水は新鮮なものを用いること 海水は再生したものでないこと 海藻は海中でしか生きていないし、海中でしかオリゴエレマンを放出することもない 参考文献 『タラソテラピー 海から生まれた自然療法』 ジャック=ベルナール・ルノーディ 日下部喜代子訳 文庫クセジュ |
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